アラフォー美容師の移住奮闘記

長野県への移住を目指すアラフォー 美容師カツオ君です✂︎40歳に近づくにつれて仕事中心の暮らしに疑問を感じ、生活(生きる活動)中心への転換→よし、田舎行こう!→移住に向けてただいま奮闘中。長野県の移住情報を中心に記事を書いています💁‍♂️長野県の空が大好き❤

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【初体験の民泊‼︎】現地移住相談会in長野県松川村 最終回


お別れの朝。。。



気がつけば私は、夢の中。



ふと目が覚めると、閉めてあったカーテンの隙間から 弱々しく光る朝日の光が、うっすらと顔を出し。




「はっ!」


と、飛び起きた。 しまった。 すっかりと寝過ごしてしまったか...


実は昨夜、寝る前に私はこっそりと考えていました。 (明日の朝は、早起きして娘からを誘って周辺を散策し、あわよくば日の出を拝んでやろうと。)


パッと、時計を見ると。 朝の6時半。


日の出時間は逃してしまったが朝食まではまだまだ時間がある! 「よし、行こう!」 ふと、娘の方に目をやると気配を感じたのか 「ぱっ」と目を開け、 私と何故か目が合う。

私が、人差し指を外に向けサインを送ると伝わったのか、頷き。


ノソノソと起き出した。


そして、娘は眠たい目をこすりながら、私の後を追うように、朝の散策へと向かった。


昨日の夕方から続いた雨も上がり、快晴とまではいかないが、湿度も少なく空気もとても澄んでおり山には木々を飲み込むかのように、濃い霧が。



とても、幻想的だった。



娘も、すっかり目が覚めた様子で、クルマも人もほとんどいない、道を駆け上がりはしゃいでいた。

気づくと少し高い丘の上あたりまで来ていて、振り返ると、松川村が一望できる。



「絶景だっ。」とつい声にだしてしまうほどに。



日の出時間に間に合っていれば、更に絶景だったのでは、、、と、少し残念な気持ちになった。




お別れの時が近づく。

20分〜30分の散策を終えて、家に戻ると。 皆さん、すっかりと起きてみえてて朝食タイム♪


ご飯に、味噌汁、ハム、卵、チーズにヨーグルトと 栄養士さんが作った献立みたいにヘルシーで、栄養バランスが整っていそうな朝食。


昨晩同様、娘もペロリと完食。


食後は、「お別れの時」までは時間があるので、しばらく歓談。 せっかくなんで、質問してみた。



「なぜ、自然農法で栽培する事にしたのか?」



実は、お父さん。 一時期話題になった、『理○学研究所』に長年勤めていたらしく 夜も遅く、多忙な毎日を送っていたそうで。



そんな生活。働き方。に疑問を抱くように。



子供の成長と共に、その疑問は強くなり。 重なるように、娘さんのアトピーが悪化。 奥さんの体調不良。



そして、自らも身体を壊し。



会社を退職。



時間のゆとりができた頃。当時まだ横浜でしたが家庭菜園を始められたそう。 一からスタートでしたので、ある程度知識や技術を身につけようと、スクールに通うことに。


そこで、たまたま参加したスクールが、『初体験‼︎お泊まり移住ツアーへ ②』でも出てきた、竹内先生の、東京町田のスクール。


当初は、娘さんのアトピー、アレルギーのこともあり何かしらの良い影響があればとスクールに参加されたそうですが、そのうちお二人共すっかりと自然農法にはまってしまったみたいで、月に2回、なんと横浜から長野まで通っていた時期もあったとか。



そんな折、ひとつの本と出会うことに。



『パーマカルチャー事始め』という本。









『パーマ』とは私、だいぶ顔なじみですが 『カルチャー』がつくと、初対面。


この言葉は、パーマネント(永久な)と、アグリカルチャー(農業)あるいは、カルチャー(文化)を組み合わせた造語。

比較的簡潔な説明を引用すると、こう↓

パーマカルチャーは、伝統的な農業の知恵を学び、現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った『耕された生態系』を作り出すとともに、人間の精神や、社会構造をも包括した『永続する文化』をかたちづくる手法である。

と、なんだか難そう。

気になる人は、奥深くどうぞ♪

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私の勝手な解釈ですと、パーマカルチャーは暮らし方や、住まい、食、といった生き方や、思想的なもの。


その中で、自然農法という手段で作った野菜などをいただき、パーマカルチャーという生き方を実践して行くという感じではないでしょうか?(違ってたらゴメンなさい。)


そんなパーマカルチャーも、竹内先生の自然農法スクールも、実は安曇野で開催されていて、もともと山好きで、自然好きなお二人が、自然農法に出会い、パーマカルチャーに共感され、松川村に移住したのも何だか分かります。



最後の最後にものすごいマニアックな話になりましたが、私にとってはかなり衝撃的な時間になりました。

(ただしくは、衝撃的な時間に変わりましたかな。 聞いてるときは、チンプンカンプン。 帰ってから色々調べてみて、少し理解できた。)



お別れの時

時計の針は、8時40分を指し。 ここで、お世話になった家族とはお別れ。



涙、涙が。。。



出ない。。。



感動のお別れシーンだったはず。



お父さんと、一緒に最初集まった役場に向かった。 着くと、続々と参加者や地元農家さんが到着。 みんな、かなり溶けこんでいて別れ惜しい感じが満載。


私達も、かなり溶けこんでいたと思っていたが、比較するとそうでもなかった?


ここからは、農家さんと最後のお別れの挨拶をして、村内の、生活圏を見学というスケジュールだか、、、




なぜか、進まない。




なぜ。




どうした?




私達家族がお世話になった、農家のお父さん。 ついでだからと、選挙の期日前投票してての、、、




お父さん待ち。




「マイペースかっ‼︎」

(失礼。絶対にこのブログは、お父さんに知られませんよいに。)



お父さんの期日前投票も終わり。 みんな、寂しそーに別れの挨拶。



一応私も、お父さんに、「農業やるなら自然農法をやります!」と、訳のわからん最後の言葉を残しここでサヨナラ。




ここからは、参加者が2つに分かれての生活圏を巡るツアーへ!


だいたい40分くらいで松川村全体を周れてしまうほどの小さな村。


病院(内科、外科)、眼科に歯医者、コンビニだっと5店舗ほどあり、大型スーパー(朝は、5時から営業。)だってある。


保育園も、南北にひとつずつあり、小学校と中学校は各1校ずつ、学校が終わっても児童館的なものもありここは、「子供は、宝」というだけあり充実しているよう。


途中、道の駅に立ち寄り小休憩を挟んだり、農家宅で飼っているヤギに遭遇したりと田舎だけど、案外便利に整備されているなと、感じました。


今回の、『松川村、魅力体感ツアー』。

題にもあるように、初めて参加した宿泊型の移住相談会。



多少のイメージとは異なる部分はあったけれど、支援や補助、施設や学校を含めて、なんだか都会より住みやすそうと感じたの気のせい?


私自身は、田舎=農業とのイメージだけで具体的に何をしたい?という問いに対しての答えはありませんでしたが、ここ松川村に来て、お父さん達に会い、パーマカルチャーや、自然農法というマニアックな分野を知り、とても興味が湧きプロローグにある『半農半X』も、現実的なものになる兆しがみえて



今、こうしてブログを書きながら色々な妄想が広がってきています。



ついこの前までは、知らなかった扉がいきなり開いて、私の興味や、関心は留まることを知りません。




だ、大丈夫でしょうか、わたし?




まあ、色々やってみよー!(ケセラセラ?)




これからも、様々な体験を通して、様々な人達に出会い、様々な影響をうけて、何者か?にこだわらず。




とらわれず。




自分の人生。




家族の人生をステキにして行こーと思います!






初体験‼︎ お泊まり移住体感ツアーへ! は、これにて終了です!






次回予告

番外編‼︎ 行き当たりばったりの632キロの旅!





お楽しみに♪





パーマカルチャー体感宿泊施設

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