【あなたも、当てはまるかも?】観光でも、移住でもない地域との関わり方
こんにちは、こんばんは。
アラフォー美容師のカツオ君です。
突然ですが、皆さんに質問です!
観光でよく行く好きな地域はありますか?
地域の特産品や、郷土料理で、大好きな食べ物はありますか?
地方のイベントや、セミナーなどに定期的に参加している。参加していたことがある。
ひとつでも、当てはまるものがあれば、もしかしたらあなたは「第2の、ふるさと」を手にできるかも。
今回は、IターンやUターンなどの移住・定住という型ではなく新しい視点から、地域と繋がる、地方に貢献していく、【関係人口】をキーワードにした記事を紹介していきます。
「ふるさと」見つけてみませんか? 【関係人口】で新しい地域との繋がり方
関係人口って何?
「関係人口」とは、 移住をした人「定住人口」や、観光に来た人「交流人口」ではなく、地域や地域の人々と様々な形で関わる人々のこと を指します。
地方圏は、人口減少や高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
(引用:関係人口ポータルサイトより)
例えば、「ふるさと納税をしている人」や「ある地域が好きで何度も旅行している人」、「大学のゼミや授業などで、地域で活動している学生」、最近だと「りんごの木オーナー制度を活用している人」など、移住や観光ではなく、地方といろいろな形で関わる人たちのことを指す言葉です。
いま、地方では都会など外に住んでいる人たちに関わってもらい、もっと地元を盛り上げよう!という動きが強まってきています。
各地のおもしろい取り組みを紹介♪
◆シェアビレッジ
秋田県で行われている「村」の概念をひっくり返すプロジェクト、【シェアビレッジ】
「年貢(年会費)」を納めると、村民になることができ、寄合(定期開催の飲み会)や里帰(各種企画の参加)ができるというもの。
自分の気が向いた時に、自分の村へ行って田舎体験をしたり、村民同士で楽しく遊んだり、宿泊したり、のどかな環境で仕事なんかも◎、制作活動に浸ったりと楽しみ方は、無限大!
村民になると、 築135年の茅葺古民家で宿泊 できちゃうみたいよ。
現在は、新型コロナウイルスの影響で人が密になりやすいイベントは中止になっているみたいですが、家族や、夫婦、友達で貸し切り一棟での利用は可能みたい。 チョー田舎暮らしを体験したい人は必見です!
シェアビレッジ-https://sharevillage.jp
◆ ADDress
日本各地で運営する家に定額で住めるサービス
各物件には個性溢れる地域住人が管理者として担当に付き、地域との交流の機会やユニークなローカル体験、その地に暮らしているからこそ分かる情報を提供してくれます。
好きな時に好きな場所で暮らしたい、都市と地方の複数の拠点で生活をしてみたい、リモートワークをしながら各地の自然とふれあいたい、その土地で暮らす人たちと出会い交流したい、といった新しい暮らしのかたちが実現できます。
現在、全国に約110箇所以上。 敷金・礼金などの補償金や、電気、ガス、水道を含む光熱費に、なんとネット回線料金も込み込みの月額4万円という破格なプライス!
さらに、ADDressは航空会社ANAとも提携しており、プラス3万円〜で国内線(月4便)が乗れちゃうから、今週は北海道で、来週は真逆の沖縄っていう暮らし方ができちゃうかもー?
フリーランスの方、テレワーク中心の方は必見でしょう!海に、山に!夢いっぱいですね。
ADDress -https://address.love/
◆食べる通信
食のつくり手を特集した情報誌と、その人たちが収穫した旬な食べものがセットになって定期的に届く【食べもの付き情報誌】 Facebookグループや都会でのイベント、現地体験ツアーを通じて、地域の生産者の方々と顔見知りになれるチャーンス!
地域のクリエイターが編集部として、生産者を発掘。 選ぶ基準は、ずばり「人」。 食べ物の魅力だけでなく、人柄や生き方に惚れこんだ方を特集し、ストーリーごとお届けする、個性あふれる「食べもの付き情報誌」
情報誌には、食材にあわせたオリジナルレシピが掲載されており、新しいレシピに挑戦し、素材の持ち味を活かした料理を、堪能してみましょう。
作り手を知ると、その食材に対する扱いや、気持ちも変わり、無駄なく、ありがたく、いただく事が今以上にできそうですね!
食べる通信 -https://taberu.me/
◆こえび隊
瀬戸内国際芸術祭を支えるボランティア。
作品制作のお手伝いや、芸術祭のPR活動、芸術祭期間中の運営、各島での催しのお手伝いなどを行っています。
芸術祭を開催していない間も、「ART SETOUCHI」と題して、アート作品の公開やイベントが島々で行われています。
様々な活動をしている【こえび隊】。一年を通してかかわることで、島の人たちと、ゆるやかなつながりを持つことができます。
こえび隊 -http://www.koebi.jp/
◆ STAND
「茨城に興味を持つ玄関口」をつくることで関係人口のコミュニティ化を目指しているイベント。なんと茨城県が主催し、茨城移住計画が運営している行政主導の取り組み。
ゲスト登壇者、茨城県、茨城移住計画メンバーとともに、「働き方」「暮らし方」について気軽に話せるのが特徴で、話を楽しみながら、茨城県産のおつまみや地酒も味わえるんですって。
地域への関わり方や、これからどう働くかということを同世代の方たちと、フランクに話すことができる交流の場。
東京都内を中心に、毎月、第二・第四木曜日に開催されているので、興味のあるテーマのときに、ふらっと立ち寄ることができる気軽さも良い感じ。
*現在は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催になっているみたいです。
STAND -https://iju-ibaraki.jp/feature/things/1076.html
◆ 道東ホースタウンプロジェクト
「馬を核とした地域づくり」を目指す、標茶町と民間事業者(道東ホースタウン推進協議会)による官民連携プロジェクト。
乗馬体験や、ふるさと納税で標茶町の馬事関連の事業を応援することができます。
また、乗用馬の引退後の預かり場としての事業も行っており、 がんばった馬たちに安心して暮らせる“終の棲家”を掲げています。
面白い形の地域との繋がり方で馬好きには、たまりませんね。
道東ホースタウンプロジェクト -https://dotohorsetown.jp/about/
◆ 酒米田んぼのオーナー制度 茨城県笠間市上郷地区の、酒米田んぼのオーナーになることができる制度。
三方を山に囲まれた上郷地区では、湧き出る清水が小川となり、里山の田んぼを潤しています。
この豊かな自然環境を次世代に残すため、空中散布を止め、農薬の使用を地域全体で減らし環境に優しい農業を実践しています。その結果、ホタルやタガメ、野生の日本みつばちなどが生息しています。
自然の営みによって大切に育まれたお酒を手にすることで、 地域の食文化や自然環境を守り、環境保全型農業に取り組んでいる生産者や地域全体を応援することに繋がります。
権利としては、オーナー自身が育てた米でつくるオリジナル純米酒 4合瓶(720ml)6本が提供され、仕込みの時期に磯蔵酒造での酒蔵見学もできます。
おいしいお酒もいただけて、環境保全の取り組みにも賛同できる地域との新しい繋がり方です。
一口が、1万円からです。是非どうでしょうか?
酒米田んぼのオーナー制度 -http://www.kasama-agri.jp/news/news53.html
◆ こゆ朝市
宮崎県新富町の商店街を以前のように人が集まる場所にしたいという想いからスタートしたプロジェクト。
スポットイベントのように一時的に人が集まるのではなく、町の中心部である商店街に人が集まってこそ町の活性化になる と考え、地域の内外から出店者を募り、コミュニティづくりの場になっている「こゆ朝市」
開催から一年以上が経過し、現在では30人以上の出店者と300人以上が集まる場となっています。ここでは地元の特産物を購入できるほか、来場者と出店者や、来場者同士での交流が生まれています。
こゆ朝市 -https://koyu.miyazaki.jp/?page_id=2517
まとめ
移住だけではなく、都会にいながらも地域やそこに住む人たちと関わることができる方法が色々ある事がわかりました。
そしてその関わりは濃密なものからフランクなものまで様々です。
いろいろな方法を選択できる今だからこそ、自分にあった地域とのつながり方を見つけてみても良いかも!
今回紹介した地域以外にも、まだまだ色々な地域で、様々な取り組みがされています。
自分が好きな地域があれば、まずは、関係人口として、その地域を応援してみてはいかがでしょうか!
それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました。😊
参照サイト: www.iju-join.jp
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