アラフォー美容師の移住奮闘記

長野県への移住を目指すアラフォー 美容師カツオ君です✂︎40歳に近づくにつれて仕事中心の暮らしに疑問を感じ、生活(生きる活動)中心への転換→よし、田舎行こう!→移住に向けてただいま奮闘中。長野県の移住情報を中心に記事を書いています💁‍♂️長野県の空が大好き❤

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【注目】気候変動がもたらす5つの影響が地域の暮らしを脅かす⁈Part①

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こんにちは、こんばんは。
アラフォー 美容師のカツオ君です。


実は先日、お忍びで伺いました。
そう、例の移住検討している公営住宅を見学に。


正直なところ、移住する理由のひとつとして、気温があります。やはり、都心部は年々暑くなっており、夏場だと、35度以上が当たり前と、数十年前と比べると、異常値ですよね??


このさき、10年〜20年。
う〜ん。もっとやばそうというのもあり、移住検討地域は、なるべく北よりを探してました。


がしかし。


先日伺いました場所は、現在の居住地よりもだいぶ北ですが、標高はあまり高くない場所。
温暖化の影響は例外なく受けていて、夏場はエアコンが必須だと、伺いました。(そっか…)


そこで今回は、気候変動が地域生活・地域経済に与える影響を5つの分野に分けて見ていきます。 分野別に気候変動がもたらすシナリオを見ていきましょう。




気候変動が脅かす持続可能な地域社会のミライを追う‼︎

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現代社会は化石燃料の大量消費により、二酸化炭素濃度の増加が主な原因で、急激な気温上昇が起き始めている。


その気候変動にどう対応していくか?
化石燃料から、再生可能エネルギーにシフト、省エネなどから温室効果ガスの削減を目指し、気温上昇を抑えていく、【緩和 Mitigation】という取り組みと、 気候変動による自然災害の備えや、食糧生産の見直し、水の確保、変わりつつある環境の変化に【適応Adaptation】という、大きく分けて2つの分野があります。


気候変動対策というと、過去記事でもあげていますが、再生可能エネルギーや、省エネの【緩和】にフォーカスされがちですが、変わりつつある気候への【適応】からの視点も、忘れてはいけません。


katsuo610.hatenablog.com


これからは、変化していく気候に【適応】しながらも、変化を最小限に抑えていく【緩和】を目指すことが、大事になっていくんでしょうね。


しかし、この問題は地球レベルの巨大な課題に思え、なかなか個人で地域の課題と思いづらいところがある


なので、今回は少しでも一個人レベルでイメージして、意識していけるように、地域社会、地域生活で影響がでる5つの分野を、シナリオを通して伝えていきます。



自然災害頻発シナリオ

自然災害として多くの方が実感しやすいのが、台風などによる風水害が頻発していることでしょう。


令和元年の、東日本台風や、昨年の7月に起きた九州豪雨などが記憶に新しいところ、もはや、台風の通り道になりやすい一部地域の話ではなくなってきていて、日本全国、どこの地域でも重要な課題となりつつあります。


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気候変動の影響により、豪雨や台風が増加し、それに伴う土砂崩れや、山腹崩壊、河川氾濫に伴う洪水などの自然災害が全国各地で頻発し、死者、負傷者などの人的被害が増加傾向。


避難、移動が難しく停電などの影響を受けやすい高齢者や、障害者、そして情報弱者に陥りやすい外国人などが、風水害による人的被害を受けやすい。


また、新型コロナウイルスの影響により、三密になりやすい避難所は感染リスクも高く、新たな問題、課題にもなっている。


さらには、住宅や農地、インフラなどの損害は甚大で、基盤産業である農業や、漁業をはじめとした地域経済のダメージはかなり大きい。 その後の、復旧や復興には多大な費用と、時間がかかり地方自治体の財政を圧迫してしまう。


また、地域住民の足である公共交通網が損傷し、復旧までに時間を有したり、そもそも不採算路線で運営していた場所だとしたら、復旧ではなく廃止という選択になってしまい、公共交通の弱体化をさらに進めてしまう事にも繋がる。


それにより、地域住民の生活に大きな影響を与えていき、住民の地域外への転出、そして、人口減少の加速を招きかねないのです。


台風をはじめとした風水害は、今後も増えると予測されていて、確実にこの環境変化に【適応】していく必要があります。


水不足シナリオ

水道の蛇口をひねれば水がでる。
水が豊かというか、それが当たり前の国、日本だが。 台風などの豪雨が増えていることもあり、水不足を実感することは、日本では、ほとんどないだろう。


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しかし、気候変動による水不足時代は、もう目の前まで迫ってきている。


大雨や、ゲリラ豪雨など大雨の日数は増加傾向にあり、一方で、日降水量1.0m以上の適度な雨の日は減少傾向にあります。


つまり、極端な雨は増えているものの、農産物を潤し、生活用水を蓄える恵の雨は減ってきているという事だ。 それに加えて、降雪量も気温上昇にともない減少してきている。


降雨量・降雪量ともに減少傾向にあり、猛暑日の増加による水不足、水需要の増加のすえ、水と水源を求める国家や、地域間の争い、水紛争が実はもうすでに始まっている。


日本人には馴染みが薄いが外国資本による水源林の買い占めは、地域にとって、日本にとって大きな問題である事は、間違いない。


今後も適度な降雨日は減ると予測されており、水不足への【適応】は人類共通の大きな課題です。



続く

今回は5つのシナリオの中から【自然災害頻発】、【水不足】のシナリオをあげていきました。


地球規模を、日本という小さな島国に視点をあわせ、なおかつ、自分達が住む地域に視点を絞ってみると気候変動の影響による、災害や、災難が起こりうる状況だということがよく、分かりますね。



次回は、さらに3つのシナリオから気候変動が地域生活・地域経済に与える影響を見ていきます。




それでは、お楽しみに♪









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