アラフォー美容師の移住奮闘記

長野県への移住を目指すアラフォー 美容師カツオ君です✂︎40歳に近づくにつれて仕事中心の暮らしに疑問を感じ、生活(生きる活動)中心への転換→よし、田舎行こう!→移住に向けてただいま奮闘中。長野県の移住情報を中心に記事を書いています💁‍♂️長野県の空が大好き❤

MENU

【初体験の民泊‼︎】現地移住相談会in長野県松川村 ②




村長の話し


6組14名の参加者と、5組の地元農家さんがそろい 『松川村魅力体感ツアー』が、はじまりました。

まず、はじめに村長さんからのお話しがあり とても、とても印象的だった言葉が、、、


「子供は、村の宝です。」


村長の言葉どおり松川村には、教育や子育てに力をいれており、子育て世帯に向けた支援がたくさんあります。

例えば、小中学校入学お祝い金や、給食費の補助。 私立高等学校保護者補助金など子供の成長に合わせて 村からの支援がたくさんあるのは素晴らしいですね。

なので、小学校は一校しかありませんが人口1万人未満で、ひと学年80人くらいの2クラスあるみたいで、意外と子供が多い。

(自分は、名古屋中心部の小学校でしたが、同学年が男7人の女11人という少なさだったので、ビックリ。)


農家さん宅へ!



村長の話しが終わり、参加者と農家さんとの顔合わせ。

私たち家族は、6年前に横浜から松川村に移住してきた60代くらい?の、ご夫婦のお宅でお世話になる事に。

(組み合わせは、役場の方が、参加する家族構成と、受け入れる農家さんのお宅の広さ?を見てだと思う。)



お父さんは、静かそーで優しそーで、マジメそーな独特の雰囲気を感じる方。



お母さんは、人当たりが良く、やわらかーい笑顔が印象的な方。



お2人とも、優しそうで話しやすそうな感じでホッとしました。



「怖そうな人だったら、どうしよう。」




と、少し思ってたんで、良かった。良かった。

ご自宅は、役場から5分もかからない程度の距離で、立派な、お宅でした。

おそらく5LDKくらいで、倉庫と畑付き。

はじめ移住してきた時は、アパート暮らしで、その後 地元の不動産屋で紹介を受けて、中古物件を購入されたようで、リフォームは一切しなくてすむ程のキレイな家でした。


到着すると、奥から20代の娘さんと、80代のおばあちゃまがみえ、緊張しながらもご挨拶。




しばし、歓談タ〜イム。





歓談後、今回のメインイベント!



農業体験‼



と、いくところでしたが。



なにやら怪しい空気。



なんと、収穫する作物がないそうです。





というのも、どうやらお世話になっている農家さんは

【自然農法】という、農薬や肥料に頼らない自然の摂理、力をうまく利用した栽培方法みたいで、収穫時期も一般と違いズレがあるそうで、今回は収穫ゼロ。

まあ、でもご夫婦で畑と、田んぼを自分たちだけで食べれる量を栽培してるので、どのくらいの広さができるのか観にいくだけでも勉強になると思い、連れて行ってもらいました。


「でも、ちょと残念。」


田んぼは、0.7反(1反がおよそ、みんながよく見る田園風景の田んぼ1枚くらい。) ほかに、畑が4箇所。 田んぼと、畑を合わせ2反ちょっと。 松川村では、この2反を超えると農家として認定されるそうです。


話しが少しズレますが。


農家として認定されると農地の売買ができるようになります。


実は農地。
農家さんにならないと買えないんですよ。 農地法というのがあり、一般の人が農地の売買ができないようにしてあります。


何でかって?


農地が簡単に売買できると、広い農地が買い取られ勝手に家や、商業施設などを建てたりして日本国土の農地がどんどん減って、日本全体の食糧自給率が下がってしまう。

なんで、そーいった事にならないように農地を守ってる法律なんだな。

そのほかに、農機の購入資金補助などの支援も受けやすいようになるみたいですね。


話しを戻しま〜す。

それで、この2反ちょっとの畑と田んぼ。

栽培作目は、黒豆に大豆、米(ササニシキ)、エゴマ、野菜は、ズッキーニや、きゅうり、じゃがいも、ネギ、トマトなどの季節野菜を多品目を全て自然農法で 育てているんだって。

ここでひとつ! 自然農法とは?

自然農法とは、農法の1つ。 日本で初めて提唱し取り組みを開始した岡田茂吉の考え方は、「農薬や人糞肥料・化学肥料を⼀切使⽤せずに、枯れ草や藁などで堆肥を作って⽥畑に還元し、⾃然界の⼟壌と同じ⽣命⼒溢れる⼟を作り出し、⾃然の仕組みを上⼿に再現した農産物⽣産⽅法」である。 引用:ウィキペディアより

この農法は、実は昭和10年から始まってるみたいで、時代の変化とともに、消費者のニーズの変化や農薬が人体に及ぼす影響などから最近、よく耳にするようになってきましたが、そんな前からやってるんだなぁ と、調べててビックリしました。

それでも、まだまだ日本は自然農法を実践する農家さんが少ないみたいです。(法律や登録に莫大なお金がかかるらしいです。)

そして、ご夫婦はこの自然農法を日本で初めて提唱し、実践した岡田茂吉さんが書いた本。 【わら一本の革命】に感銘し、自ら実践や各地でセミナーや、アカデミーを開校している竹内孝功さんの アカデミーに参加したのがきっかけで、長野県で自然農法をしたいと思い、移住を決断されたそうです。

なので、大変でも、面倒でも自然農法にこだわっているんですね。

素晴らしい!

今回の、農業体験は収穫なしの残念な結果でしたが

これを聞いて。







次回、待ちにまった夕食で〜す♫





つづく。






自然農法が気になりだしたら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。(竹内孝功)

https://blog.goow.ne.jp/taotao39